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リベリア エボラ [報道]

エボラ患者が逃走
 
 16日夜、西アフリカ・リベリアの首都モンロビアにあるエボラ出血熱患者隔離施設を、
こん棒で武装した若者集団が襲撃し、患者17人が脱走した。

 患者は現在も行方不明となっている。

 襲撃犯はリベリア大統領を侮辱する言葉を口にしたり、「エボラなど存在しない」と叫んだりしていたという。

 エボラ熱の流行地域の住民らの間ではパニックと不信感が広まっており、エボラウイルスは「西洋によって作り出されたもの」または「でっちあげ」だとの噂も広く出回っている。

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エボラウイルス生物兵器

 エボラウイルスが抑えられずに拡散が広がっているなかで、これは「生物兵器」だという、陰謀論も広がっている。

 新型インフルエンザ、SARS(重症急性呼吸器症候群)が東アジアで流行したのは、今から12年ほど前、それから10年経った2012年に、中東でSARSと同様の新型コロナウイルスによるMERS(中東呼吸器症候群)が発症した。 このMERSは、致死率が40から50%と非常に高く、更に、初期症状がほとんど無く、いきなり肺炎を発症する。 このコロナウイルスの脅威は、現在も継続中だ。

 そして、今回のエボラウイルスの大量発生だ。 なぜか、アジア、中東、今回のアフリカと、特定の地域が狙われたように、新種のウイルスが大量発生する。 これは、西洋の金融資本のとなえる、人口削減計画の一環で無いのかというのが、陰謀論であるが、あながち、一笑にふすることも出来ない状況になってきているのかもしれない。

 20世紀までは、戦争を起こすことで実現して来たことが、21世紀には出来なくなり、21世紀では、テロに見せかけたり、自然災害の見せかけたり、天然ウイルスの仕業に見せかけたりすることで、人口削減を実現したり、軍需産業に替わる、新利権を生み出すためのもののような気がする。




エボラ出血熱 死者1000人をこえる [報道]

死者1000人をこえる

 世界保健機関(WHO)によると、8月11日現在でエボラ出血熱による死者が1013人に達したとのことだ。 感染者数も1848人、感染者に対する死者数(死亡率)は6割をこえている。

国別の死者数は

ギニア 373人

リベリア 323人

シエラレオネ 315人

ナイジェリア 2人

 

治療方針

 WHOは、非常事態のため、安全性が確認されていない、また、効果の確認が済んでいない治療薬やワクチンの投与を認める方針を発表した。

 米製薬会社の「ZMapp」や富士フイルムHD(富山化学工業)のインフルエンザ治療薬「フェビピラビル」に期待が集まっている。ただし、現在のところ、開発段階の為、量産化が行われていない為、薬剤の投与の優先順序をどうするか、また、もし、副作用が発症したとき誰が責任をとるのか、問題は山積みである。


その他の報道

 AFP通信によるとリベリアの隣のコートジボアールが、リベリア、ギニア、シエラレオネ3国からの航空機の乗り入れを全面的に禁止する措置をとったりと、周辺国での混乱も続いている。

 エボラ出血熱に感染後、米国に治療のために帰国した医師、看護師は、「ZMapp」の投与を受けて順調に回復している。また、リベリア政府はオバマ大統領に対して、

「ZMapp」の提供を依頼し、米食品医薬品局(FDA)がエボラ出血熱に感染したリベリア人医師でへ投与を認め、今週中には「ZMapp」がリベリアに渡るようです。

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エボラ出血熱 死者932人をこえる [報道]

ロイターの報道によると

世界保健機関(WHO)は6日、西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱による死者数が932人に達したと発表した。今月2─4日の3日間で45人が死亡し、その大半はリベリアでの死者だった。

また、WHOは同日、専門家による緊急委員会の会合をスイス・ジュネーブで開き、緊急事態宣言の必要性や、試験段階にある治療薬の利用などについて検討を始めた。

流行に収束の兆しが見えない中、医療従事者らからは封じ込めに向けた緊急支援を要請する声が相次いだ。

緊急医療援助団体「国境なき医師団(MSF)」のウォルター・ロレンツィ氏は「今回の流行は過去に例がなく、制御不能だ」

ナイジェリア保健省は6日、同国でエボラ熱により先月死亡した米国籍のパトリック・ソーヤー氏の治療に当たっていた看護師が死亡したと発表。別の5人もアフリカ最大都市でもあるラゴスの隔離病棟で治療を受けているとした。

ラゴスの保健当局は、医師がストライキを行っており、ソーヤー氏に接触した70人を追跡するため、ボランティアが直ちに必要だと指摘。これまでに追跡できた人数は27人だとしている。

一方、サウジアラビア保健省は、出張先のシエラレオネでエボラ熱に感染した疑いがもたれていた男性が6日に死亡したと明らかにした。

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感染拡大の危惧

過去のエボラ出血熱大量発症したケースはあるが、これだけの大都市で発症者が出たケースは、いままでなかった。 大都市には国際空港があり、世界中につながっている。 世界、各国でエボラ出血熱の発症が確認されるのも時間の問題となった感がある。

何度も説明しているが、エボラ出血熱の致死率は50から90パーセントと非常に高い。また、治療方法が無い。(自然治癒を期待する対処療法しか行われていない。つまり、現在知られている致死率の中で対応しているだけである。)

しかし、殺菌、消毒で感染を防げる。 衛生管理さえ、しっかりしていれば、大丈夫なので、日本を初めとする先進国では、発症の確認があっても、感染するおそれは、小さいと考えられている。

 


エボラ出血熱、海外拡散の懸念も…WHO進藤氏 [報道]

読売新聞の報道によると
 
 世界保健機関(WHO)で危険感染症の対策に当たっている進藤奈邦子チームリーダーが5日、都内で読売新聞の取材に応じ、西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱について「史上最大、最悪の規模になり年内に収束させるのは難しい」との認識を示した。

 また、医療関係者の感染が相次いだため、現地で医師らが集まらず、大幅に不足していると強い危機感も示した。

 4日のWHOの発表によると、ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリア4か国の感染者数は計1603人、死者は887人に上る。進藤氏は「首都に感染者がいることも今回の特徴で、空港から海外に広がる懸念がある」と指摘した。

 進藤氏は「医療関係者にも数十人規模で感染者が出ている」と明らかにした。感染を恐れ現地の医師や看護師が集まらないことが深刻な問題となっているという。国際民間活動団体(NGO)が最後の頼みの綱となっているが、リベリアでは有力な米NGOに4人の感染者が出たため、米政府が撤収させる方針であることも明らかにした。50~60人の患者に対し医療スタッフは4、5人しかおらず、疲労が蓄積し院内感染につながっているとも指摘した。

 1週間足らずで、犠牲者が150人以上増えている。現在のところ、患者数は収束方向で無く、増加しており、更なる拡散、複数国での一斉発症(パンデミック)が危惧されるようになっている。ただ、ポイントは、現在のエボラウイルスは、消毒、殺菌で死滅するので、衛生管理が行き届いた先進国、特に日本では大丈夫であろう。 が、他地域にお出かけする場合は、厳重注意が必要であるのは
言うまでも無い。


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